デスクワークで肩こりがひどい人は歩き方と姿勢を要チェック!

ディスクワーク

長時間の座り姿勢が引き起こす肩こりの連鎖

「マッサージに行っても、そのときだけ…」
これは、私のレッスンでも一番多く聞くお悩みです。
実は、肩こりの原因は“肩だけ”にあるとは限りません。
長時間のデスクワークで背中が丸まり、骨盤が後ろに傾くと、背中から首、肩へと続く筋肉がずっと引っ張られた状態になります。

逆に、姿勢を良くしようと力を込めて肩甲骨を無理やり寄せて胸を張る姿勢も、背中の筋肉が縮まってかたくなり、筋肉の緊張状態が続いてしまいます。

いわば、全身が「引っ張り合いっこ」している状態。
どこか一部だけをほぐしても、根本のバランスが崩れていると、またすぐに元に戻ってしまうんです。

私のレッスンでも、「肩をほぐしてもすぐ戻る」という方の多くは、実は“座り方”と“歩き方”に共通のクセがありました。

それは、重心が前に偏っていること。
前のめりでパソコンを操作し、そのままの姿勢で歩いてしまうことで、肩や首に余分な力が入り続けてしまうのです。

正しい姿勢と歩き方で肩まわりの緊張をゆるめる

正しい立ち姿勢

では、どうすれば肩こりが根本からラクになるのか。
それは「背中をゆるめて、重心を戻す」ことです。

歩き方を変えるだけで、肩が軽くなるなんて不思議に思うかもしれません。
でも、実際にレッスンで体験された方はこう言います。

「肩こりが楽になって、姿勢が良くなったって言われました!」
「肩甲骨が動くようになって、呼吸が深くなりました!」

大切なのは、胸を張ることではなく、背中をゆるめること。
背中の筋肉が硬いままだと、肩甲骨は自由に動けません。
逆に、背中が柔らかく広がると、肩甲骨が自然に本来の位置に戻り、肩まわりの緊張がスッと抜けていきます。

ポイントは3つ。

  • 背中に呼吸を入れるように歩く。
  • 重心をかかと側に戻す。
  • 腕だけでなく、肩の関節から腕全体を自然に振る。

この3つを意識すると、無理に姿勢を作らなくても、体が勝手に整っていきます。

仕事終わりにおすすめの歩き方習慣

デスクワークの後、体が固まったまま帰宅していませんか?
そんなときこそ「歩き方リセット」のチャンスです。

帰り道でほんの3分、意識してみてください。

  • 背中を広げるように呼吸をする
  • 足裏3点(かかと・母趾球・小趾球)で地面を感じる
  • 腕を後ろに軽く振る

このたった数分で、肩まわりがポカポカしてくるのを感じるはずです。
体を“ゆるめながら使う”ことが、緊張を解くいちばんの近道です。

私自身、夜のレッスン帰りにこの歩き方をしていると、1日の疲れがふっと抜けていく感覚があります。
「リセットウォーク」は、仕事のオンとオフを切り替える心のスイッチにもなります。

歩き方と姿勢の見直しがデスクワークの肩こりを救う

肩こりを改善したいなら、まず“肩以外”を見ること。
姿勢、歩き方、呼吸、すべてがつながっています。

筋肉をゆるめると、骨は本来の位置に戻ります。
骨が整えば、無理をしなくても姿勢は美しくなり、肩の力も自然に抜けていきます。

マッサージに行く前に、まずは自分の歩き方を観察してみてください。
前のめりになっていませんか?
胸を張っていませんか?
肩に力が入ったまま歩いていませんか?
「背中をゆるめて、顔を上げて歩く」
その小さな意識の変化が、肩こり改善の第一歩です。

デスクワークで頑張るあなたの体に、ぜひ“やさしい歩き方”を取り戻してあげてください。
きっと、心も体も軽くなっていきます。

PROFILE

犬飼 奈穂
犬飼 奈穂「しんどい」を「楽しい」に変える歩き方コーチ。愛媛県松山市出身、在住。
大学卒業後、銀行勤務を経てMCとして活動中、10kgダイエットしても細くならなかった下半身が、普段の歩き方を見直したことで細くなりパンツはLLからMにサイズダウン。
肩こりや腰痛などの不調も改善、自己肯定感がUPした体験をもとに、ウォーキング講師として活動をスタート。

全国・オンラインで歩く楽しさを伝えている。10年で延べ7,000人に指導、セミナー開催は1,000回を超える。
モットーは何事にもチャレンジ精神で臨み、前向きにとらえて実行にうつすこと。

2023年1月「背中をゆるめると健康になる」(プレジデント社)出版。
歌うゆずが大好きで、趣味はギター弾き語り。

姿勢と歩き方改善に取り組みたい方は当スクールへ

ORO(オーロ)ウォーキングスクールでは、姿勢と歩き方改善と魂コーチングを通して、
不調の改善、スタイルアップ、美脚作り等、自分史上最高の体とマインドを手に入れて、体も心もブレずに歩くようサポートしています。