40秒息止めウォーク

こんにちは、歩き方コーチの犬飼奈穂です。
今日はちょっとユニークな“歩き方の呼吸法”をご紹介します。
その名も「40秒息止めウォーク」。

先日、理学療法士の先生と体の動きの探究をした際、とても面白い体験をしました。
息を止めたまま40秒ほど歩くと、体がふわっと浮いたように軽くなったんです。

体験の不思議な感覚

最初は「苦しそう…」と思いました。
でも実際にやってみると、意外に歩ける。
20秒ほど歩き続けたあたりから

  • 足が軽い
  • 内臓がスッと浮き上がるような感じ
  • 全身がのびやかになる

そんな感覚がありました。
私は40秒でギブアップ(笑)。
理想は1分です。

なぜ軽くなるのか?

実はこれ、呼吸と二酸化炭素の仕組みに関係しています。
呼吸の役割は単純に「酸素を入れる」だけではありません。
実は、体の中に適度な二酸化炭素(CO₂)がないと、血液中の酸素は細胞に届きにくくなります。
これを「ボーア効果」といいます。

つまり、酸素を吸っても、CO₂が少なすぎると酸素が体を巡らない → 酸欠状態になってしまうんです。

  • 息を止める → 体内に二酸化炭素がたまる
  • すると「ボーア効果」が働き、酸素が筋肉や内臓に届きやすくなる
  • 結果 → 酸素不足が解消されて体がラクに動ける

つまり、「酸素をたくさん吸う」よりも「酸素をどう巡らせるか」が大切なんです。

やり方(40秒息止めウォーク)

  1. ラクに立ち、軽く息を吸います(深呼吸しすぎない)。
  2. 息を止めたまま歩き出します。
  3. 40秒〜1分 を目安に、無理のない範囲で歩き続けます。
  4. 苦しくなる前に止めてOK。終わったらしばらく呼吸を整えましょう。

👉 最初は30秒から始めて、少しずつ時間を延ばしていくのがおすすめです。

注意点

  • 食後すぐは避ける
  • 持病やめまいのある方は無理しない
  • ムキにならない!!!
  • 必ず安全な場所で行うこと

日常への応用

「40秒息止めウォーク」は、ただの運動ではなく 呼吸と歩きの質を高める練習です。
日常の歩き方が軽くなり、疲れにくい体づくりにつながります。

呼吸と歩きがリンクすると、体も心も軽やかに。
みなさんもぜひ試してみてくださいね!

PROFILE

犬飼 奈穂
犬飼 奈穂「しんどい」を「楽しい」に変える歩き方コーチ。愛媛県松山市出身、在住。
大学卒業後、銀行勤務を経てMCとして活動中、10kgダイエットしても細くならなかった下半身が、普段の歩き方を見直したことで細くなりパンツはLLからMにサイズダウン。
肩こりや腰痛などの不調も改善、自己肯定感がUPした体験をもとに、ウォーキング講師として活動をスタート。

全国・オンラインで歩く楽しさを伝えている。10年で延べ7,000人に指導、セミナー開催は1,000回を超える。
モットーは何事にもチャレンジ精神で臨み、前向きにとらえて実行にうつすこと。

2023年1月「背中をゆるめると健康になる」(プレジデント社)出版。
歌うゆずが大好きで、趣味はギター弾き語り。

姿勢と歩き方改善に取り組みたい方は当スクールへ

ORO(オーロ)ウォーキングスクールでは、姿勢と歩き方改善と魂コーチングを通して、
不調の改善、スタイルアップ、美脚作り等、自分史上最高の体とマインドを手に入れて、体も心もブレずに歩くようサポートしています。