下半身太りが気になる人は歩き方のクセを疑ってみてください

下半身が痩せにくいのは歩きグセのせいかも
「毎日たくさん歩いているのに、脚だけはなぜか細くならない…」
「筋トレしても効果を感じない…」
そんなお悩み、実はとても多いんです。
レッスンでも、
「歩くと前ももがパンパンになる」
「むしろ歩けば歩くほど脚が太くなった気がする」
という声をよく聞きます。
私自身、筋トレをしても10Kgダイエットしても前に盛り上がった前ももも外側に張り出した太ももも細くならず、ずっと悩んできたのでお気持ちがよーく分かります!
原因のひとつは、“歩き方のクセ”です。
例えば、足を前に出すときに太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)ばかりを使っていたり、重心が後ろに残ったまま脚を振り出していると、下半身に余計な負担がかかります。そうすると筋肉が必要以上に張ってしまい、結果的に太く見えてしまうのです。
ただ痩せるための「運動量」だけでなく、「どう歩くか」が脚のラインを左右します。
太ももやふくらはぎに効く歩き方のコツ
下半身をスッキリさせるためには、太ももやふくらはぎを“鍛える”よりも、“使い方を変える”ことが大切です。
まずは、膝から下だけをチョコチョコ動かす歩き方をやめて、骨盤から脚を動かす感覚を意識してみてください。
そのためには、歩き出す前に軽く体をゆるめて、股関節まわりの力を抜くこと。
骨盤ごと前にスッと送り出すように歩くと、太ももの前だけでなく、お尻や太ももの裏側(ハムストリングス)が自然と働きます。これが下半身のバランスを変えてくれます。
歩きながら脚のラインを整える方法
実際のレッスンでは、最初に歩いている様子を動画で撮影し、一緒に確認します。
すると、多くの方が「足を前に出すときに膝が曲がったまま」だったり、「外側重心」で歩いていることがわかります。これらのクセは、太ももの外側やふくらはぎの外側ばかりが使われ、内ももやお尻が働きにくくなり、下半身太りの原因になります。
改善のポイントは、足をつくときの意識です。
基本は“かかとから”着地しますが、ドンっと力を込めて踏みしめるのではなく、余計な力を抜いて「足裏全体をふわっと置く」ようにします。
体の真下に足を置く感覚で歩くと、衝撃が和らぎ、前ももの張りが少しずつ減っていきます。歩くたびに下半身全体の筋肉がバランスよく使われ、自然と脚のラインが整っていくのです。
何をやっても細くならなかった私の太ももも、筋トレもストレッチも食事制限もしなくても、自然にスッキリして、気がつけば、LLサイズだったパンツもMサイズがはけるようになりました。

歩き方の見直しで下半身太りは解消できる
「正しい歩き方なんて難しそう」と思われるかもしれませんが、実はほんの少しの意識で変わります。
以前、毎日1万歩以上歩いても脚が細くならなかった受講者さんが、歩き方を変えて3か月後には「前ももの張りがなくなって、ジーンズがゆるくなった」と喜んでくれました。
下半身太りは、食事や筋トレだけではなかなか解消できません。日常の歩き方を整えることこそ、持続的に脚をスッキリさせる一番の近道です。
もし「何をしても脚が変わらない」と感じているなら、今日から一歩の出し方を見直してみてください。歩くたびに、あなたの脚は確実に変わっていきます。
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ウォーキング効果2025年9月4日下半身太りが気になる人は歩き方のクセを疑ってみてください
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