こんにちは!
「しんどい」を「楽しい」に変える歩き方コーチの犬飼奈穂です。
「筋肉をゆるめて、余計な力を込めず、楽に立って楽に歩く」ことを通して、体と心が本来の状態へ戻るお手伝いをしています。
今回は「お尻の筋肉を使って歩くことの大切さ」について、少し専門的に掘り下げてみます。
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ガチガチに固まった大臀筋──それ、サボり癖かも?
お尻の筋肉、特に「大臀筋(Gluteus Maximus)」は、体の中でも最も大きく、
歩行や姿勢保持においてとても重要な筋肉です。
ところが、現代人の多くは大臀筋が「過緊張」かつ「機能低下」している状態にあります。
つまり、筋肉がガチガチに固まっているのに、
本来の役割である「股関節の伸展(=脚を後ろに引く動き)」にうまく使われていないのです。
なぜ大臀筋が使えなくなるのか?
●長時間の座位姿勢で筋肉が伸びっぱなしで使われない
●骨盤が後傾し、太もも裏(ハムストリングス)や腰の筋肉が代償的に働く
●姿勢保持のために無意識にお尻を固めてしまう(=緊張)
こういった状態が続くと、大臀筋は「出番がないまま固まっていく」ようになります。

歩行や姿勢保持においてとても重要な筋肉です。
ところが、現代人の多くは大臀筋が「過緊張」かつ「機能低下」している状態にあります。
つまり、筋肉がガチガチに固まっているのに、
本来の役割である「股関節の伸展(=脚を後ろに引く動き)」にうまく使われていないのです。
なぜ大臀筋が使えなくなるのか?
●長時間の座位姿勢で筋肉が伸びっぱなしで使われない
●骨盤が後傾し、太もも裏(ハムストリングス)や腰の筋肉が代償的に働く
●姿勢保持のために無意識にお尻を固めてしまう(=緊張)
こういった状態が続くと、大臀筋は「出番がないまま固まっていく」ようになります。

大臀筋を正しく使えると、どう変わる?
大臀筋が歩行でうまく使われるようになると、以下のようなメリットがあります。
●股関節が安定し、歩幅が自然に広がる
●骨盤がしっかり支えられ、腰痛や姿勢の崩れを予防
●太もも前やふくらはぎの筋肉の負担が軽減
●代謝が上がりやすくなる(=お尻の筋肉は非常にエネルギー消費が大きい)
つまり、大臀筋を歩行に正しく関与させることは、見た目・体調・疲労感すべてに影響する大きな鍵になるんです。
●股関節が安定し、歩幅が自然に広がる
●骨盤がしっかり支えられ、腰痛や姿勢の崩れを予防
●太もも前やふくらはぎの筋肉の負担が軽減
●代謝が上がりやすくなる(=お尻の筋肉は非常にエネルギー消費が大きい)
つまり、大臀筋を歩行に正しく関与させることは、見た目・体調・疲労感すべてに影響する大きな鍵になるんです。
歩くときにお尻の筋肉を自然に使うための3ステップ
ステップ①:筋肉をゆるめる
ガチガチにかたまった筋肉をいきなり動かそうとしても本来の動きができません。
まずは、かたくなった筋肉をゆるめて動かせる状態に戻すことが大切です。
まずは、かたくなった筋肉をゆるめて動かせる状態に戻すことが大切です。
ステップ②:姿勢を見直して足の重心を「後ろに戻す」
立ったとき、重心が前に行きすぎていませんか?
つま先に体重がかかっていると、股関節伸展=お尻の動きが出にくくなり、
お尻のスイッチが入らないまま歩いてしまいます。
足裏全体、特にかかとと土踏まずをしっかり感じて立つようにしましょう。
このとき、骨盤がスッと立ち、股関節の位置も安定しやすくなります。
つま先に体重がかかっていると、股関節伸展=お尻の動きが出にくくなり、
お尻のスイッチが入らないまま歩いてしまいます。
足裏全体、特にかかとと土踏まずをしっかり感じて立つようにしましょう。
このとき、骨盤がスッと立ち、股関節の位置も安定しやすくなります。
ステップ③:力まずに「ゆるく押す」
ここがポイント!
お尻をギュッと締めるのではなく、ゆるめたまま、じんわり使うこと。
意識しすぎると力が入りすぎてしまうので、
最初は「ちゃんと使おう」としなくても大丈夫です。
「あ、今ちょっとお尻が動いてるかも」と気づくだけでも、筋肉はちゃんと目覚めていきます。
大臀筋の動きを引き出すには、骨盤が前後に自然に揺れることが大切です。
骨盤がロックされていると、お尻の筋肉がうまく連動できません。
お尻をギュッと締めるのではなく、ゆるめたまま、じんわり使うこと。
意識しすぎると力が入りすぎてしまうので、
最初は「ちゃんと使おう」としなくても大丈夫です。
「あ、今ちょっとお尻が動いてるかも」と気づくだけでも、筋肉はちゃんと目覚めていきます。
大臀筋の動きを引き出すには、骨盤が前後に自然に揺れることが大切です。
骨盤がロックされていると、お尻の筋肉がうまく連動できません。
大臀筋は「締める筋肉」ではなく「動かす筋肉」
「お尻を締めて歩きましょう」とよく言われることがありますが、
私はあまりおすすめしていません。
大臀筋は「締めるため」ではなく、「伸び縮みして動くため」の筋肉だからです。
力を込めるより、「自然に動くスペースを与えてあげる」ことの方がずっと大切。
ガチガチに固めていたお尻に、
ちゃんと呼吸を通して、空気と血液を通してあげてくださいね。
お尻が本来の働きを取り戻すと、
歩くたびに、心地よい連動が全身に広がりはじめます。
その感覚こそが、「体を整える歩き方」の第一歩です。


歩くときにお尻がちゃんと働くと、
体が安定して、重心が落ち着き、呼吸も深くなります。
すると、気持ちまで整って、
「なんだか安心できる」「今日もいい感じ」って感じられるようになるんです。
ガチガチだったお尻がゆるんで、動き出したとき、
あなたの体も、心も、もっと軽やかになりますよ。

私はあまりおすすめしていません。
大臀筋は「締めるため」ではなく、「伸び縮みして動くため」の筋肉だからです。
力を込めるより、「自然に動くスペースを与えてあげる」ことの方がずっと大切。
ガチガチに固めていたお尻に、
ちゃんと呼吸を通して、空気と血液を通してあげてくださいね。
お尻が本来の働きを取り戻すと、
歩くたびに、心地よい連動が全身に広がりはじめます。
その感覚こそが、「体を整える歩き方」の第一歩です。


歩くときにお尻がちゃんと働くと、
体が安定して、重心が落ち着き、呼吸も深くなります。
すると、気持ちまで整って、
「なんだか安心できる」「今日もいい感じ」って感じられるようになるんです。
ガチガチだったお尻がゆるんで、動き出したとき、
あなたの体も、心も、もっと軽やかになりますよ。
